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〜旭硝子財団 地球環境マガジン〜
近い将来、地球上から100万種の生物がいなくなる? 「生物多様性」が必要な理由
Shutterstock / Vlad61
"現状を放置すれば、地球上の生物多様性が大きく損なわれ、絶滅した生物種は二度と蘇らない──".
そう警鐘を鳴らすのは、生物多様性の動向を科学的に評価する政府間組織、IPBES(イプベス)事務局長のアン・ラリゴーデリー博士だ。
IPBESは、地球の環境問題の解決に向けて優れた研究をした人・組織に贈られる国際賞「2024年(第33回)ブループラネット賞」(主催・旭硝子財団)を受賞することが2024年6月に発表された。これまでの取り組みが評価された形だ。
今回Business Insider Japanでは、生物多様性にまつわる現状やIPBESの取り組みについて、ラリゴーデリー博士にオンラインでインタビューを行った。
地球上の動植物、100万種が絶滅の危機に