概要
当財団は、地球環境問題の解決に向け貢献された方々を称えるため地球環境国際賞「ブループラネット賞」を贈るとともに、広く一般の方々の地球環境問題への意識啓発に努めております。その一環として、2006年12月に高い見識を持っておられる当財団の役員・評議員をメンバーとする"地球環境問題を考える懇談会"を発足させ、3 年以上にわたり、地球環境問題の解決に向けて議論を重ねました。
その議論をまとめ、2009年に中間報告『生存の条件』、翌2010年には、21世紀の新たな社会像のコンセプトを提示した最終報告『生存の条件-生命力溢れる太陽エネルギー社会へ』、そしてより読みやすいものをと『生存の条件-生命力溢れる地球の回復』を刊行しました。また、英語版も作成し、広く世界に向けて地球環境問題の解決と、持続可能な社会を構築するための問いかけを発信しました。
シンポジウム(2011年7月7日開催)
最終報告書で提示したコンセプトをさらにより多くの方々にご理解いただくために、『生存の条件』シンポジウムを開催し、ご寄稿いただいた歴代ブループラネット賞受賞者3名による講演を行いました。また、パネルディスカッションでは、森島昭夫名古屋大学名誉教授のコーディネートのもとに、『生存の条件』中国語版の出版に指導的役割を果たされた中国共産党中央党校の馬小軍教授にもご参加頂き、講演者3名とともに「新しい時代への発想転換」について語っていただきました。
講演
シンポジウムにおける講演の動画、スライド集をご覧になれます。
動画の音声は、通訳なしのオリジナルです。
レスター・R・ブラウン氏
ノーマン・マイアーズ博士
エミル・サリム博士
インドネシア大統領諮問委員会議長, インドネシア大学名誉教授
Revitalizing the Web of Life - The Ecological Approach Towards Restoring Life on our Only One Earth
馬小軍教授
中国共産党中央党校国際戦略研究所教授
China's Green Development Strategy from a Energy Industry View
パネルディスカッション
生存の条件:新しい時代への発想転換
関連刊行物
『生存の条件』に関連する刊行物の一覧です。
『生存の条件-生命力溢れる地球の回復』
2010年8月刊行
最終報告の『生存の条件-生命力溢れる太陽エネルギー社会へ』の簡易版です。