ぜつめつりろん絶滅理論

 絶滅リスク定量化の最初の概念は、絶滅理論と個体群存続性分析(Population Viability Analysis)の原理に基づいている。1996年版のIUCNレッドリストでは、初めてカテゴリーと定量的な基準が導入された。この方法では、決定論的要因(生息場所喪失、乱開発、汚染、移入種等)や小個体群で起こる確率論的要因(人口学的確率性や環境変動、カタストロフィ、遺伝的確率性等)を基にして、絶滅リスクを見積もるために、個体群サイズ、個体群増減率、分布域サイズ、分断化といった情報を利用する。

    

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