世界両生類アセスメント(GAA)は、両生類の世界的な減少に関する包括的な地球規模の調査を目的として、IUCN(国際自然保護連合)、Conservation International、NatureServeの3団体による共同イニシアチブとして、2001年から2004年にかけて実施された。IUCNのサイモン・スチュアート博士が、60か国以上から500名を超える科学者を結集し、GAA中央調整チーム(GAA Central Coordination Team)の統括者としてプロジェクトを主導した。GAAはその後も継続され、2015年から2020年にかけて第2期プロジェクト「GAA2」が実施され、GAA3も 2024年から2028年の予定ですでに始動しており、新種の早期評価、気候影響の分析強化、地域評価との連携強化などに取り組んでいる。