しんりんにんしょうせいど森林認証制度

 森林認証制度とは、独立した第三者機関が、環境・経済・社会の3側面に基づく基準を用いて、適切に管理された森林を認証する仕組みである。認証された森林から生産された木材や製品にはラベルが付けられ、消費者はそれを目印に、持続可能性に配慮した木材を選んで購入できる。これにより、持続可能な森林経営を支援する民間主体の取り組みとして普及している。
この制度では、ラベル付き製品の流通に関わるすべての事業者が、認証森林由来の製品を他の製品と明確に区別して取り扱う体制を整えることが求められる。この流通管理の認証を CoC認証(Chain of Custody認証) と呼ぶ。
代表的な森林認証制度は以下のとおりです。

・FSC(Forest Stewardship Council/森林管理協議会):1994年設立
・PEFC(Programme for the Endorsement of Forest Certification/森林認証プログラム):1999年設立
・SGEC(Sustainable Green Ecosystem Council/「緑の循環」認証会議):2003年設立

    

ページトップへ