パバン・シュクデフ氏(インド)
1960年生まれ
国連環境計画(UNEP)親善大使、GIST(Green Indian States Trust)創設者・理事、GISTアドバイザリー 設立者・CEO、エール大学ダヴェンポートカレッジ アソシエートフェロー
シュクデフ氏は、包括的グリーン経済に移行するための経済的合理性を有する実用的な測定基準を開発した先駆者である。この移行には企業こそが決定的な役割を果たすことを示し注目を集めた。さらに氏は、公共政策と経済活動に、生態系サービスの価値を如何に組み込むかを示し、持続可能性に向けた基準を企業、地方、国家の各レベルで開発し、包括的グリーン経済の発展を加速させた。
マルクス・ボルナー教授(スイス)
1945~2020年
グラスゴー大学名誉教授、フランクフルト動物協会アフリカプログラム前ダイレクター、ネルソンマンデラアフリカ工科大学(タンザニア)助教授
ボルナー教授は、過去40年間、アフリカにおける絶滅寸前の野生生物保護や保護区内生態系の保全・管理活動の最前線に立ってきた。教授は、個々の種の保全には、生態系全域での総合的保全が必要であり、セレンゲティ国立公園の場合はタンザニア国民が生態系の保全に対してコミットし、貢献することが必要であることを看破した先駆者の一人である。活動の指針として、我々が住む惑星を健全に生存させるには、手つかずの自然、種の多様性、自然美が絶対的に不可欠であるという原則を掲げている。
- 受賞者の所属・役職は受賞当時のものです。
- 講演録とは、受賞者記念講演会の資料です。
- 記念誌とは、5年ごとに刊行される「A Better Future for the Planet Earth」のことです。英文のみでエッセイと講演録が含まれます。
- 2009年以前の動画はありません。